ストイック・チャレンジ　The Stoic Challenge 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法　ウィリアム・B・アーヴィン

日々ストレスにさらされる中で、この本を読みその知識を活かすことができれば人生が大きく変わることが想像できるそんな一冊になっています。

冒頭で、筆者が飛行機の遅延が生じた際にどのようにしてそのアクシデントを捉えたらストレスとして受け付けなく、逆に成長の糧としてできていたかを教えてくれています。周りの人たちは不平をこぼし、空気が悪くなる中で、筆者はその逆境を神様が与えてくれた試練として捉えることでアクシデントをプラスに転じていました。

これをもし繰り返している人とそうでない人では、一生でかなり大きな差がつくでしょう。

私自身も少なからずストレスを感じることはあります。その中でその事象に対してどう捉えることができるかでプラスにもマイナスにもすることができると思います。逆境をあえて自分から迎え入れることで、自分自身の成長を促すことができます。

その方法を実体験を交えながら説明してくれています。

私が本書を読んで強く感じたことは、少し自分に甘過ぎたなということでした。
昨今では自分のやりたいことをやれば良いとか、付き合いたくない人とは付き合わなくて良いなど悪い意味での自由を良しとしてしまう風潮があったかと思います。

しかし、やりたくないことも絶対に起こりうるしそれも含めて楽しむことができる方が自分としては成長できるのではないかと思います。
これは神様が与えてくれた試練なのだとそう思えることで、トラブル、アクシデントも自分の糧として消化することができることを改めて知ることが出来ました。

中学生の時に辛くて辞めたかった野球も何とか家族の支えのおかげでやり通すことが出来たし、あれよりも辛いことはそうないと思えるようになったことも思い返せば大切な財産となっていたと思います。（自分でやりたいと言っておいて辞めたくなるのもおかしな話なのですが…）

人は窮地に追い込まれた時に本性が出ると言います。たとえもう終わりだと思うようなことがあったとしても、そこで気持ちを立て直すことが出来る人であればその人はとても強い精神力を持つことが出来ると思います。

最近甘え過ぎていた自分に喝を入れてくれた非常にありがたい書籍になります。
皆様もぜひ一読していただけばと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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ストイック・チャレンジ　The Stoic Challenge 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法　ウィリアム・B・アーヴィン

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